

合同会社いることは、アートとさまざまな分野をつなぐコーディネートを行っています。
ART × 地域
ART × まちづくり
ART × 教育
ART × 暮らし
ART × 産業
ART × 福祉
アートと何かを掛け合わせるとき、私たちが大切にしているのは、決まった形式を持ち込むことではありません。
まず、その地域や場所にどんな人がいて、どんな暮らしがあり、何を大切にしてきたのか。そして、これからどのような地域や関係をつくっていきたいのか。
依頼者の要望や課題を伺いながら、その土地を一緒に見て、話を聞き、「なぜ、ここでアートに取り組むのか」から考えていきます。
そのうえで、地域の状況や目的に合ったアーティストを選び、出会いをつくり、活動の方法を考え、実施まで伴走します。
私たちが目指しているのは、作品をつくることや、一度きりのイベントを開催することだけではありません。
アーティストが地域に入り、その土地を見つめ、地域の人と話し、手を動かす。その過程には、それまで当たり前だったものを違う角度から見たり、地域にあるものの価値に気づいたり、人と人との新しい関係が生まれたりする可能性があります。
アートによって、ものを変えるだけではなく、ものの見方や、人と地域との関わり方を少し変えていく。
合同会社いることは、そのための「ART × 〇〇」を一緒に考え、アーティストと地域の間に立ちながら、時間をかけて関係を育てていくコーディネーターです。
WHY:なぜ、私たちが間に入るのか
代表の大山里奈自身も、アーティストとして活動しています。地域でアートに関わる仕事を続けるなかで、アートが何かの目的を達成するための「手段」として利用されていくことに、違和感を持つことがありました。
Read more …
行政や地域と、アーティスト。それぞれが大切にしていることや、使っている言葉、ものごとの進め方は必ずしも同じではありません。
「アーティストにお願いすれば、何かをつくってもらえる」
そんな関係から始まってしまうと、依頼する側とアーティストとの間に、少しずつ認識の違いが生まれることがあります。
けれど、その違い自体が悪いわけではありません。むしろ、違うからこそ、一緒に取り組む意味があると私たちは考えています。アーティストとともに活動する面白さは、完成した作品だけにあるのではありません。
「この場所を、どの角度から見るのか」
「当たり前だと思っていたものを、別の見方で捉えることはできないか」
「まだ価値がないと思われているものに、別の価値を見つけられないか」
アーティストの視点が加わることで、それまでとは違う問いが生まれます。
そして、地域の人が持つ知恵や経験、行政が持つ情報やネットワーク、アーティストが持つ感覚や専門性が掛け合わされることで、誰か一人ではつくることのできなかった、新しい価値観や活動が生まれていきます。
だからこそ、そのための「段取り」が必要です。
一緒に地域を見ること。
互いの考えを伝える時間をつくること。
目的を共有すること。
役割を整理すること。
活動の途中で生まれた発見を共有すること。
私たちは、そうしたプロセスを丁寧に整えることが、アーティストの力と地域のみなさんの力の両方を生かすことにつながると考えています。
アーティストと地域が「依頼する・される」だけの関係ではなく、ともにつくる関係になるために。
その間に立ち、関係とプロセスを整えること。そのために、私たちは動きたいと思っています。